神様くまと因幡さんの御朱印日記（８月４日 その１）

皆さまこんにちは！僕、因幡さんです(*´꒳`*)

僕たち、まだ真っ暗な4時半過ぎに起こされて、5時過ぎには家を出てお出掛けしてました。

今日は宮城県仙台市まで行くんだって！

tantanの実家があって、お盆は高速道路が混むからその前にお墓まいりしに行くみたいです。

途中で朝ごはんを食べたりもしましたが、走り続ける事数時間。

9時過ぎには仙台についてましたよ！

予定より早く着いたので、先に亀岡八幡宮に行きました。

亀岡八幡宮は、伊達家の氏神様として知られ、勝負運、合格祈願、事業の成功などの御利益がある神社なんだって。

鳥居をくぐってまっすぐ進むと赤い橋があります。

『あ！因幡さん、くま様！石段があります！』（シロ）

ホントだ。石段があるよ。tantanが1月に神社の石段で滑って転んで怪我して以来、僕、苦手なんですよね……

『わしもじゃ、因幡さん』（くま）

シロ、案内したいならしても良いよ。

僕がそう言うと、シロは大喜びで鞄から飛び出して行きました。

『はーい！皆さん、石段の下に来ましたよ！結構急で、石段の石は歴史を感じます。足元に気を付けて上ってくださいね！』（シロ）

『階段を登ると狛犬様がいますよ』（シロ）

『その先には手水舎と、石碑と……うっ！』（シロ）

『また石段があります……』（シロ）

『かなり急ですぅぅぅ( ；∀；)』（シロ）

鞄から覗き見る外では過酷な状況になっていましたが、僕とくま様は鞄の中でおとなしくしていました。

シロ、人生何事もチャレンジだよ！

『い、石段を……の、上ると……ぜぇぜぇ、広い野原と……』（シロ）

『石段が……( ；∀；)！！！』（シロ）

『石段があり……ぜぇぜぇ……あります。そして、この石段も上ると……ぜぇぜぇ』（シロ）

『また石段( ；∀；)だ、だけど、しゃ、社殿が……み、見えますぅぅぅ(о´∀`о)しっかりと気を取り直して進みます！』（シロ）

くま様、そろそろ身支度した方がいいみたいです。

『そうじゃのお、因幡さん、髪梳かしてくれるかのお』（くま）

僕たちが鞄から出る支度を始めているとシロの嬉しそうな声が聞こえて来ました。

『見てください！手水舎に鶴さんと亀さんがいますよ！』（シロ）

『大きな鶴さんと……』（シロ）

『僕にピントが合ってないけど、亀さんがいます』（シロ）

シロ、案内頑張ったね！ありがとう！

『偉かったぞ、シロ。暑い中こんなによく頑張ったんじゃ。後はゆっくり休むんじゃ』（くま）

『あ、因幡さん！くま様！！僕、褒められて嬉しいです(*´꒳`*)じゃあ、僕、とても疲れたので鞄で休ませて貰いますね！』（シロ）

心が激しく痛みますが……

最後の石段を上って社殿に着きました。

こちらの狛犬様も先に見た狛犬様と雰囲気の似た歴史を感じる姿をされているように思います。

脇には境内社、高良玉垂神社もあります。

亀岡天満宮は、一度、昭和20月7月に戦災で焼滅しましたが、一本杉・伊達家の氏神の社殿を移築し本殿とし、その他の建物は新たに造営し昭和40年10月に今の建物となったそうです。

上ってきた階段の途中には過去に大きな楼門などもあったそうですが、それは明治維新の際に伊達家は幕府側についた事、こちらの神社が伊達家の氏神様だったことなどから取り壊しを余儀なくされ、無くなってしまったそうです。 御朱印を頂いた後に神主様に教えて貰いました。

どんな楼門だったのかなぁと思いを馳せた僕たちです。お茶をご馳走になり、僕たち生き返りました(*´꒳`*)ありがとうございました！

頂いた御朱印です。

さ、tantan。頑張って僕たちを下まで運んで下さい！

tantanは真顔で頷いて僕たちをポーチに閉まって鞄に入れて階段を降りる準備をしっかり整えてから階段を下り始めました。

ここ、転んだらガチで危ないもんね。

この石段、出世階段と呼ばれているそうです。近くの学校の学生さんがトレーニングしに来たりするとHPに書いてあって、あ、帰る時に見かけた人は多分そうなんだな、と後から思いました。

この後、tantanのお母さん（おばあちゃんと呼ぶの厳禁なので以下お姉様）と合流してお墓まいりとランチ、デパ地下の買い物のお供をした後にお茶をしました。

『アンタ！あれだけ食べてまだこんなの飲むわけ？！その腹どれだけ物入るの？！怖いわ！』（お姉様）

tantanが軽快にフルボッコされているのが面白かったです。

たしかにお姉様の言う通り、このお茶、グラスで何杯かがっつり飲めました。

中のフルーツも完食するようにお姉様に厳命されて（笑）tantan食べきってました(*´꒳`*)

充分すぎるほどエネルギーチャージしたので次の神社に向かいます。

その２に続きます。