神様くまと因幡さんの御朱印日記(2019年12月28日)

神様くまと因幡さん

こんばんは!僕、因幡さんです(о´∀`о)

年末年始のお休みに入ると我が家で見られる光景……

それは……

『年明け行くんだから神社は行かなくて良いの』(tantan)

『でも、折角休みに入ったし行こうよ』(tantan夫)

という、テンプレ的なやりとり……

どっちが勝つかと思ったら、今日(12/28)はtantan夫の誕生日なので、本人の希望に添ってやって来ました!

埼玉県東松山市にある箭弓(やきゅう)稲荷神社。

『野球ですか?(*⁰▿⁰*)僕、サウスポーに憧れます!』(シロ)

シロ……えっと、そっちと違うし……そもそも、貴方、右利きですよね??

『え?!え?!』(シロ)

オロオロするシロを抱き上げて、tantanはため息まじりに僕を見て言いました。

『因幡さん、違うよ……シロが好きなのはさ……♫わーたしピンクのサウスポー♫』(tantan)

『♫タラララリラララ〜タラララリラララ♪』(シロ)

機嫌よく歌い出すシロ。

ふたりで仲良く振り付けまで始めちゃったよ!!

て言うかさ!周りの視線が痛いんですけど!

『まさか……フルで歌わないよな?』(tantan夫)

『因幡さん、やめさせるんじゃ』(くま)

やだよ!いやです!絶対怒られるもん!

tantan夫かくま様、やめさせて下さい!

押し付け合う僕とくま様とtantan夫。

そして、楽しげに歌うtantanとシロ。

『♪まーきゅうは、まーきゅうは、ハーリーケーン♫』(tantan and シロ)

もう気が済んだ??

周囲の冷たい視線、気付いてないよね?

さ!早く支度して!

ここ、箭弓稲荷神社は五穀豊穣、家内安全、商売繁盛などのご利益がある神社です。

さっき、シロが“やきゅう”という読みに反応したように、この読みから、西武ライオンズのプロ野球選手をはじめ、学生野球の選手など、野球関係者が祈願に訪れることもある神社としても有名です。

この赤い大きな一の鳥居をくぐって真っ直ぐ進むと石で出来た二の鳥居が見えてきます。

二の鳥居をくぐって左手には手水舎があります。

そして、その先の赤い鳥居、三の鳥居をくぐった正面に拝殿があります。

まずはしっかりとお参りをするよ。

『家内安全で、どうぞ、家内安全でお願いします……』(tantan)

いつも思うけど、tantan、あなた、必死すぎやしませんか?ε-(´∀`; )

『家内安全にこしたことはないでしょ??』(tantan)

半ばキレ気味に答えてくるtantan

な、何があったの?((((;゚Д゚)))))))

『いい?因幡さん。因幡さんが楽しく神社に行って、好き勝手遊んで、う●い棒を好きなだけ買いぐいして、たまにケーキも食べられて、さらにごく稀にコソッとランチしに行けるのも家内安全のお陰だよ??そこのところ分かってる?』(tantan)

がはっ!そ、そうか!

ぼ、僕も家内安全のお願いしないと!

という訳で、今日から僕も家内安全一択でお願いすることにしました(о´∀`о)

うん!家内安全ブラボー!

箭弓稲荷神社はとっても広々とした境内の神社だよ。

さてと、どこから見てまわろうかな?

ちょ、し、シロ!どこに行くの?!

『さっきお参りしたときに狐様を見たんです!』(シロ)

そう言って拝殿に向かって右側にある社務所の方に走っていくシロ。

走っちゃダメ!シロ!_:(´ཀ`」 ∠):

この写真、拝殿を横から撮ってます。社務所は写真右側に写っている薄いオレンジ色っぽい建物です。これしかなかった……んです……

『ほら、見て下さい。狐様がいます』(シロ)

稲荷神社なので、境内のあちこちで狐様を見ることができますよ。

『くま様、因幡さん、次はこっちです!』(シロ)

そう言うなりまた走ろうとするので僕、とっさに手を繋ぎました。

どこに行くの?シロ。

『お正月を見つけました!』(シロ)

シロがやって来たのは社務所がある大きな建物、参集殿の玄関。

『門松、大きいですね(о´∀`о)』(シロ)

『tantan、うちの玄関には飾らないの?』(シロ)

『置き場所ないよ……シロ』(tantan)

期待にあふれた問いかけをバッサリ斬り捨てたtantan……

『くま様がさ、買ってもない宝くじの一等が当たるご利益を授けてくれたら大きな家を買って門松年中おいてあげるよ』(tantan)

んん?

『うわぁぁぁ(*´꒳`*)くま様、お願いします!』(シロ)

『……………シロや。買ってもいない宝くじを当てるなんてどう考えても無理じゃ』(くま)

だよね?

当たる訳ないよね?!

『他所の人が当たるからあながち間違えではない??』(tantan夫)

『それだとtantanへのご利益じゃなくて単に事実じゃろ?』(くま)

結論から言うと、門松置く予定なしってことで!

『なんかよく分からないんですけど……僕、門松のある家楽しみにしてます!あ!鳥居が沢山ありますよ!』(シロ)

右手の奥の方に沢山鳥居が並んでいる参道が見えてます。

走りたがるシロを抑えながら歩いていたら、参集殿の玄関右脇に大きなガラスケースが見えました。

『ちょ、ちょっとシロ、見てごらんよ』(tantan)

『うわぁぁぁ、大きい!』(シロ)

お天気が良くて、ガラスに反射してしまって見づらいですが、ギネス世界記録達成した大きな御朱印だそうです。

『これ、どこに押してもらうんでしょうか??』(シロ)

『いや、そもそもどうやって押すの?』(tantan)

『クレーン車か?』(tantan夫)

『いや、それはダメじゃろ?』(くま)

でも……人が持ち上げるの辛くないですか??くま様。

という訳で、押し方は分からないままでしたが、こんなに大きな御朱印、すごいです(о´∀`о)

で、次に来たのはさっきの鳥居が沢山あるお社。

宇迦之御魂社のお社です。

芸道向上の神様とあったので、tantanの作品の出来がより良くなるようにとおねがいしてあげました。

僕って優しいうさぎです。

え?!家内安全一択にしたんじゃないのかって??

臨機応変です!

お社の脇には椿の木がありました。

『因幡さん、お花綺麗ですね』(シロ)

シロはお花好きだね。

『はい。僕、お花を眺めていると優しい気持ちになるから、お花、大好きです』(シロ)

シロは少しの間眺めて、立ち上がりました。

さ、ほかも見て回ろうか。

こちらの神社で頒布されている絵馬は野球のボールやバットの描かれたベース型のものの他に、バットの型のものがありました。

絵馬を納める所もベースの形してました。

そして、こちらの神社の本殿は彫刻がとても素晴らしい建物です。

このような解説が書かれた看板もあります。

『良いのぉ……わしもこのような立派な社に住みたいもんじゃ』(くま)

『ご、ごめん、くま様……アパート暮らしで……』(tantan)

『分かっておる……気にしないで良いぞ』(くま)

そう言うくま様の横顔が寂しそうでした……

『神棚に彫刻するとか……』(tantan)

『罰当たりだよ』(tantan夫)

『だから良いんじゃ。気にするでない』(くま)

あぁぁぁぁぁ( ;∀;)

ちょ、ちょっと!シロ!話題変えて!

『えっと……えっと……も、元宮でお参りしましょう!』(シロ)

本殿の更に奥に元宮がありました。

立派なお社です。

『こちらの狐様も黒くてカッコいいです』(シロ)

元宮でもお参りをして、元来た道を戻る途中で、シロが嬉しそうに言いました。

『立派な神楽殿!』(シロ)

『神楽奉納、ゆっくり見てみたいです』(シロ)

いつか、神楽奉納している時に神社に来られると良いね、シロ。

広い広い境内には他に、

御神木の縁結びの木と、その近くにいる、やっくんときゅうちゃんの像。

そして、広い敷地の牡丹園。

4月が見頃だそうです。

牡丹園の奥には、天神社のお社もありました。

そして、こんなに大きな椿の木。

他にも、駐車場の近くには、ご神水と、

水に溶けるおみくじを読むための手水舎も。

最後に、今日頂いた御朱印です。

さ、あとはお家に急いで帰って誕生日パーティーの支度しないと!

ご馳走とアップルパイをtantanが作るから、僕たちはお歌を歌う練習するよ(*´꒳`*)

♫きりきりまいよ、きりきりまいよ、まーきゅーうは、まーきゅーうは、はーりーけーんー♫

あ。そうじゃなくて!

以上、因幡さんでした(о´∀`о)

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