神様くまと因幡さんの御朱印日記(2019年9月15日 その1 )
こんばんは!僕、因幡さんです(о´∀`о)
『うわぁぁぁぁぁぁぁん!暑いよぉぉぉ( ;∀;)埼玉県、暑いよぉぉぉ( ;∀;)帰る!!帰りたいよぉぉぉ!!!食べ物が美味しくて、空気はラベンダーの香り、そして、夏でも涼しい素敵な北海道!』(???)
tantanのくま棚から聞こえてくる悲痛な叫び。
泣いているのはテディベア作家のemiさんの生み出したテディラビットさん。少し前にお迎えしたんだよ。
やばいよ、tantan。どうしよう??
そもそも、難航してるお名前も付けてあげないと紹介出来ないよ??
『だから……可愛くてお洒落なテディラビットさんだもん。私はシャルルとかフランソワとかそういう名前が良いの!』(tantan)
決まらない理由はこれです!!僕は反対です!!
舌噛んじゃう名前は付けたくありません!!
『因幡さん、僕はシロだし……この子は……茶シロさんとか……』(シロ)
シロ……シロの名前は4番目〜6番目あたりに作られたからシロなの!!
『え?そうなんですか??』(シロ)
『♪さよなら三角また来て四角、四角は豆腐、豆腐は白い。白いはうさぎ、うさぎ跳ねる♪……そうじゃ、ぴょんぴょん跳ねるからぴょん太じゃ!』(くま)
くま様……長っ!!
『ダメ!!ぴょん太はもういるの!それにやはりお洒落な子だからおフランスの香りが……』(tantan)
だーーーもーーー!!!tantanは黙ってて!!!
『異国の言葉は苦手じゃ』(くま)
『ぴょんぴょん跳ねるのが駄目なら、びゅんびゅん走るからびゅん太にしろよ。お前達、早く名前を付けてあげて、とりあえず慰めろ。可哀想だろ??』(tantan夫)
……………
……………
……………
なんて安直な……
僕が心の中でそう呟いていたら……
『びゅん太、可愛いね(*´ω`*)』(tantan)
え?!ええええ?!
シャルルじゃなくていいの??
『気が変わらない内に因幡さん、あの子に名前を授けるんじゃ!!』(くま)
慌ててくま棚に駆け寄って、まずは声を掛けました。
びゅん太、もう泣かないで??棚から出て来て僕たちとお話ししようよ。
そういうと、びゅん太は頷いて棚から出て来ました。
さ。ちゃんと話さないとね!
えっと……もうびゅん太はこの家の子だから……えっと……あ、あ、諦め……ろ??
『おい!違うだろーーー!!!』(tantan夫)
あ。怒られちゃった!
『びゅん太、この家確かにかなり暑いし、空気はラベンダーの香りしないけど、賑やかだからきっと楽しいよ??因幡さん面倒見の良いうさぎだから、仲良くしてあげてね?』(tantan)
『今度遠足に連れて行ってあげるから……外にも出られるから、な??』(tantan夫)
『遠足ですか??(*´꒳`*)それは楽しみです!!!』(びゅん太)
びゅん太の表情が少し明るくなったので、僕たちがホッとしていたその時。
ピンポーン……ピンポーン……
ん?誰?
ピンポンピンポンピンポン!!!
ピンポンピンポンピンポン!!!
ピンポンピンポンピンポン!!!
ぎゃーーー鬼ピンポンしてるーーー( ;∀;)
慌てて玄関を開けたら、くまさんが入ってきました。
『よぉ、俺、因幡さんやtantanが仲良くしてるRitoさんちから来たくま。これ、土産な』(???)
えっと……
躊躇う僕に、
『んん?これ、甘くて美味いぞ??』(???)
そう言ってくまさんは林檎をガブリと食べました。
えええ?!それ、お土産!!!お土産なんでしょ?!((((;゚Д゚)))))))
『ん?あ、もっと出せるぞ。ほら、一個ずつあげるから食えよ。それより、今日からこの家で世話になるから……お前達、特別に、俺に名前を付けても良いぞ?』(???)
これはもう決まりだよね??
目配せをして頷きあう、tantanとtantan夫、僕とくま様とシロとびゅん太。
さ。みんな隣にいる人と手を重ねて。
そして、彼を真っ直ぐ見て!
僕たちは、天空の城ラ●ュタの名台詞、“バルス”風にその名を口にしました。
『ガブ!!!』
……さん。とか聞こえて来たのは性格的なものだから良いとして……ちょっとtantan?!
……リエルって!!!この方はガブさん!!!ガブリエルは却下ですからね??
陽気で人懐っこいガブさんがやって来て、びゅん太はこの家にみるみる慣れていきました。
で、今日は約束した遠足の日です!!!
え??前置き長い??
ごめんなさい!今日はぬいさんのゲストがいるので紹介から入ったよ。
じゃあ、早速御朱印日記始めるよ!
出発進行!!!
まず最初に訪れたのは、茨城県にある一言主神社。みんな覚えているかな??
お願い事を一言で言わないといけない神社だよ。
背後の大きな鳥居をくぐって歩いて行くとまた鳥居が見えます。
今日は車の行き交いが多くて、遠くの駐車場に停めて歩いたんですが……
これ、何??お祭り??
僕がそう言うと、tantanが、あ!と声をあげました。
『看板に、第3日曜日は骨董市って書いてあった!!!』(tantan)
骨董市の日だからか、焼きそばなどの屋台も出てました。
この鳥居をくぐって、拝殿までの参道には骨董を並べている方やお客さんが溢れていてお写真は撮れませんでした。
拝殿です。
びゅん太もガブさんもいい笑顔!!!
お参りをして、みんなで境内を散策しました。
まずは拝殿脇にある境内社の数々。
赤いお社がある方と、道が二手に分かれているので、先にこちらの稲荷社や香取社、縁結社がある方に行きました。
稲荷社と香取社。
少し奥まった先に、縁結社があります。
そしてその隣にはご神水
そして、その隣には御神木があります。
澄んだ空気でとても気持ちのいい場所でした。
元の分岐に戻って、赤いお社の方に行くよ。
こちらのお社には、13社お祀りされているよ。
そして、その並びには、
古墳時代後期の石棺などの出土品があります。
『みんな見てみろよ。千年以上昔の物がこうして形に残っていると不思議な感じがするよな』(ガブ)
『土の中に埋もれていたのに綺麗に残っているのは確かに凄いですね』(びゅん太)
そっか。ガブさんやびゅん太は現代っ子だからそう思うんだ。
『わし……実際それを埋めるところも見てたからのぉ……』(くま)
僕も、お尻蹴飛ばして石棺の中に叩き落とした人いたもんね……
あ……!!!これ、内緒!!!ううん、じょ、冗談!!!冗談だから!!!( ;∀;)
さらにそのお隣には、古札納処があって、
ご神砂があって……
たくさんの石碑や小さなお社が並んでいました。
拝殿の方に戻ってきたら、大黒社社殿……大国主様のお社もありました。
『因幡さーん、くま様!びゅん太さんにガブさん、皆さん来て下さい!!!』(シロ)
『今年奉納された三岐の竹だそうです!びゅん太さん、根元の方を見てみて下さい』(シロ)
『はーい!シロさん!』(びゅん太)
シロったら、“シロさん”って呼ばれて照れてました。
『3本のだけにしか見えないくらい立派な枝ぶりなのに、根元は一本でしかも細いですよー』(びゅん太)
みんなで根元を眺めて、そのあと、御朱印を頂きました。
『あの……くま様、写真良いですか??』(びゅん太)
『わしか??(*´∇`*)て、照れるのぉ』(くま)
ちょ、くま様!!照れ過ぎ!!
モジモジしているくま様、初めて見ました!
そして、骨董市の方も散策したよ。
骨董の写真はないけれど、兜や鎧もありました!!!
お花屋さんもありました。
『僕たちの顔より大きな葉っぱですね』(シロ)
『シロさんはお花好きなんですね。僕も大好きです。北海道にはラベンダー畑やひまわり畑があってとても綺麗なんですよ』(びゅん太)
あ!それ知ってるよ!北竜町の向日葵畑。tantanが若い頃に行ってみたいって雑誌に丸印付けてたんだって。
『ラベンダー畑はツアーで行ったんだよ。向日葵も見てみたかったなぁ』(tantan)
お花を前にみんなでお話ししてたら……
『tantan!早く来て欲しいんじゃ!』(くま)
くま様、そんなに慌ててどうしたの??
『ガブが……大判焼きと林檎を物々交換しようとしてるから買ってあげて欲しいんじゃ!』(くま)
あーーー!!!
前回買って貰えなかった大判焼き!!!
まさか……くま様……ガブさんと組んで一芝居打ったんじゃ……
熱々でふわふわの大判焼き(о´∀`о)
今回、ゲットしたよ!!!(*´꒳`*)
美味しかったです!!!
『あ!ここでおみくじ引こうと思ってたんだ』(tantan夫)
思い出したようにtantan夫が言い出して、みんなでおみくじを引くtantan夫を見ていたら……
『……………』(tantan夫)
ちょっと、顔色悪いよ??
『これ、前にも経験した嫌な流れでは……』(くま)
『因幡さん!くま様!( ;∀;)鹿島神宮リターンズですか??』(シロ)
『お??これ、ネタ的展開がくるのか?』(ガブ)
『???皆さん……これ、起きて欲しくないことが起きてるって事ですか??』(びゅん太)
『きっとそうだよ、これ……。数少ないボキャブラリーの中から慰める言葉を探しておかないと』(tantan)
さ。みんな。
心して見るよ。
やっぱり凶!!!_:(´ཀ`」 ∠):
『なんて事じゃ!!!』(くま)
『うわぁぁぁぁん.°(ಗдಗ。)°.』(シロ)
『ま……ざっくりまとめれば、余計なことしないで大人しくしてろってことかと』(tantan)
大騒ぎする僕たちに、お約束だなと楽しそうなガブさん。そして、涙ぐむびゅん太。
『tantan夫、今が底でこれからは良いことしか起きないのが凶だよ。前向きに行こうぜ』(ガブ)
そう言ってガブさんはtantan夫に林檎を手渡していました。
ガブさん漢(おとこ)だよ!!!
『tantan夫さん、一緒に入ってたお守り、無事かえるの蛙さんですよ。何か起きてもきっと無事に元に戻るから大丈夫です』(びゅん太)
『ガブさん、びゅん太……ふたりともいい子だな。それに比べて(チラリ)』(tantan夫)
え?!
その視線の先にいるの、僕たちじゃなくて、tantanだよね?!
このおばさん、貴方の奥さん。自分で選んだんでしょ??
ナイスなキラーパスをして僕は気を取り直して歩き出しています。
次はどこの神社に行くのかな?
その2に続きます。
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