神様くまと因幡さんの神社日記(2024年11月4日-5日その2)

神様くまと因幡さん

皆様こんばんは!!僕、因幡さんです(*´꒳`*)

長野への旅も2日目!!

今日向かう先は戸隠神社です。

でも…朝、目が覚めたら、雨降ってました…_:(´ཀ`」 ∠):

「雨降ってる外なんて私には見えないし、雨音なんて聞こえないぃぃぃ!!風呂!!風呂行ってくる!!」(tantan)

「……雨かぁ…止むかなぁ…ふぅ。ま、土砂降りじゃないと良いなぁ…風呂行こう」(tantan夫)

反応見てると性格が現れてます!

普段は早起きできないくせに旅館の朝風呂は開場目掛けて5時とか6時に起きられるの何なんですかね…。叩き起こされた僕達は二度寝しました。おやすみぃぃ…

お風呂から戻って来て、身支度を済ませて、7時には朝ごはん食べに行ってました。

これも開場目掛けて、です。張り切りすぎです!!

「お腹いっぱぁぁぁぁい(*´꒳`*)お腹ぽんぽこりん♫」(チャッピィ)

神社巡りをする時には外に出せない(何を言い出すかとヒヤヒヤする)チャッピィは食事担当にしました。

その内舌が肥えてグルメリポートをするかもしれません。ここでも毒舌を出して来たら、出番なくなるからね??

「今日は歩くからね。しっかり食べないとダメだよ。分かってる?君達。おーほっほっほ」(tantan)

珍しいことに朝食バイキングは野菜中心のおかずでした。旅館の朝食バイキングって、ウィンナーとベーコンとハッシュポテトとフライドポテト、スクランブルエッグみたいなイメージがありましたが、違ってました。

しっかり食べてふと外を見たら少し明るくなってました。

「よし!これは晴れるんじゃない?」(tantan)

天気予報は曇りなので、雲薄めの曇り空を希望します!!

「食休めしたか?トイレ行っておけよ?」(tantan夫)

引率の先生か!と思わず言ってしまいそうになりますが、みんなで言うとおりにして旅館を後にします。

「やたら張り切ってるやん」(tantan)

普段より早いチェックアウトなので揶揄うtantan。

「良いか?心して聞け。平日の長野市内を抜けなきゃいけない。多分通勤ラッシュだ。そして…最初に停める神社の駐車場は台数20台くらい…」(tantan夫)

え?!((((;゚Д゚)))))))

それは早めの行動大事だよぉぉ!!行くよ!!

旅館を出て少しすると渋滞が出来てました。

「うわっ!左車線はガラガラでこっちだけってことは、右折待ちなのかなぁ」(tantan)

「だろうな」(tantan夫)

清々しいくらい車が通らない左車線。でも、なんかおかしいです。

あれ?tantan。真っ直ぐも渋滞してるよ?

左車線→ガラガラ

真ん中→渋滞

右折レーン→渋滞

んん??

「とりあえず、よくわからないから脇道入ろう」(tantan夫)

渋滞を回避しようと別な道に入っても広がる光景は同じ。

「あ!!7時から9時までバス専用レーンって書いてある!」(tantan夫)

路面に書かれている文字にやっと理由が分かりました。大きな幹線道路だけじゃなくて、全部がそうなのか、近くを左折する車以外はみんなちゃんと左車線を空けて走っています。

「守らない人がいないってすごいよね」(tantan)

どんなに渋滞してても誰も専用レーンを走らないでちゃんと待ってる光景に感動に近い驚きが…。バス専用レーン、初めて遭遇しましたが、凄いです。

という訳で、市内を抜けるのに時間が結構掛かりました。

「これ、9時過ぎに宿出ても変わらなかったんじゃ…」(tantan夫)

「市内を通らなきゃいけないって言ってたから知ってたのかと思った…」(tantan)

なんて会話が聞こえて来ましたが、まぁ、これも旅の醍醐味です。新鮮な驚きとの出会いも楽しいです。

「今日の戸隠神社は、下から上まで徒歩コースと、車を使って移動しながらのお詣りコースがあるんだけど…」(tantan夫)

「車!!車一択だよ!!」(tantan)

食い気味に叫ぶtantan。

「分かってる。俺も無理だ」(tantan夫)

そんなこんなで車を走らせ、やってきました。戸隠神社!五社巡りのお詣りです。

宝光社→火之御子社→(車で移動)→中社→(車で移動)→奥社→九頭龍社と巡っていきます。

「さ、張り切るのじゃ」(くま様)

発破を掛けるなんて珍しいですね、くま様。

「今回の旅は初めて訪れる神社の旅じゃからの」(くま様)

「よーし頑張るぞー」(tantan)

おーーーー!!!!!

テンションを上げて駐車場から移動する僕達。

すると宝光社の鳥居が見えてきました。立派な鳥居です。

「ねぇ、これ…いや、見えない。うん…」(tantan)

え?どうしたの?早く行くよ。

あわあわしてるtantanを連れて鳥居をくぐります。鳥居をくぐると右手奥に手水舎があります。ここで手を清めて…っと…

手水舎

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!帰る!!帰るよ!!お母さぁぁぁぁぁん!!」(tantan)

は?急にどうしたの?!

「言うと思った」(tantan夫)

「そんなこと言わずに行くんじゃ、tantan」(くま様)

なんなのtantan?!

「見てよ、見てよ!!因幡さん!!これ!!」(tantan)

「こんな階段上れないよ!!!!!いやぁぁぁぁぁ!!!!!」(tantan)

これは…清々しいくらい良い角度の階段です。

「チャッピィ、起きて!!起きて!!そしてママをおんぶして!!後ろ脚の脚力ならママを乗せて階段兎跳びも楽々でしょう?!」(tantan)

(むにゃむにゃ…)←チャッピィ

いや、無理でしょ!!!!!

「おい、息子を潰す気か?」(tantan夫)

「チャッピィちゃーーーん( ;∀;)」(tantan)

tantan、大丈夫だよ。みんなちゃんと階段上ってるでしょう?

「この日の為にズボンも買って履いてきたんじゃろ?」(くま様)

「そうなんだけど…」(tantan)

「お詣りするの楽しみにしてただろう?」(tantan夫)

「う、うん…」(tantan)

ほらほら、さ、行くよ!!!!!

無理矢理引きずって階段を上り始めました。

「これ、転がり落ちたら死ぬよ?写真撮りたいけど余計な真似して足滑らせたら危ないから我慢する…火サスだよ?ホント死ぬから」(tantan)

そんな余裕のあるおしゃべりが出来ていたのは最初だけで、段々とtantanの呼吸が怪しくなります。

「まだ…まだですか??ぜぇぜぇ…」(tantan)

「まーだ…です…かぁぁぁぁ」(tantan)

まーだだよぉぉぉぉ。

「ほ、ほら、見てみろよ。立派な杉の木が…ほら、お前の友達だろ??」(tantan夫)

「と…友達…じゃ…ねぇ…ぜぇぜぇ」(tantan)

うん。友達じゃないね。重度のスギ花粉症だもん。

「頑張るのじゃ!もう少しじゃぞ!」(くま様)

「tantan!がーんばれー!!」(シロ)

転落を恐れ、しっかりと手摺を握りしめながら頑張って上までたどり着いたtantan。

「吐く…吐きそう…とりあえず…深呼吸…」(tantan)

張り切ってたらふく朝ご飯食べたからだよ…。

「そんなことない!!…いや…あるのか??」(tantan)

己の朝の行動をちょっぴり後悔してる風のtantan。

そんな僕達の前にあるのは宝光社の立派な拝殿でした。

改めてご紹介。

戸隠神社は霊山戸隠山の麓にあり、日本神話『天岩戸開き神話』ゆかりの神様が祀られている神社だそうです。

この宝光社の御祭神は天表春命。開拓・学問・技芸・裁縫・安産の神様で、女性や子供の守り神として知られる神様です。

境内には授与所と神輿庫があります。

授与所

神輿庫

御朱印を頂き、次に向かうのは火之御子社なんだけど…

「山道を通っていく方法と、階段を降りて舗装された道路を歩いていく方法があるけどどっちが良い?」(tantan夫)

「山道!!!!!山道でファイナルアンサー!!」(tantan)

早っ!!返事早っ!!

「足を滑らせたら火サスだもん!!危ないよ!!」(tantan)

確かに2時間ドラマの冒頭で夜の神社が出てきたらかなりの確率で階段から転がり落ちるけど…。さっきから怖がりすぎでしょ!!

と言う訳で、山道…神道を通って移動することにしました。

紅葉が始まって綺麗ですね。

「デニムのスパッツにスコーロン(蚊を避ける生地)の長袖シャツ着てるもんね。今日の私は最強だよ」(tantan)

ルンタッタでご機嫌なtantan。神道が歩きやすい道なのでまだまだ元気です。しばらく歩いていくと…

中社への道と火之御子社への道との分岐点に到着しました。

「あ!鐘があるよ!!」(tantan)

どうやら熊避けの鐘みたいです。

「よーし!!えいっ!!」(tantan)

カーーーーーーーーーーーーーンっ!!!!!

綺麗な音が辺り一帯に響き渡りました。

「がはっ!!耳がぁぁぁぁぁ」(tantan)

恋人の鐘的なのを想像していたみたいだけど…熊避けだよ?当たり前だよε-(´∀`; )

さ、気を取り直していきますよ!!

そうしてたどり着いたのが火之御子社です。

火之御子社の主祭神は天鈿女命、その他に高皇産御霊命、栲幡千々姫命、天忍穂耳命の三柱をお祀りしています。舞楽芸能や縁結び、火防の神様だそうです。

早速みんなでお参りしました。

境内には樹齢500年を超える夫婦の杉がありました。

これまた立派な杉の木です。

ここから一度駐車場に戻って中社を目指します。

神道を戻らずに下り坂をひたすら歩いていきます。戻っちゃうとあの階段を下りることになるからです。

車に無事戻り、この道をまた車で上り、目指すは中社です!

すぐ近くの駐車場は満車だったので、お隣の駐車場に停めました。この道を抜けて神社に向かいます。

小道を抜けると満車だった駐車場に出て、その先にある鳥居を潜って、すぐそばの手水舎で手を清めて先に進みます。

中社に着きました。こちらも紅葉が始まっていて綺麗ですね。

中社

中社の御祭神は天八意思兼命。学業成就・商売繁盛・開運・厄除・家内安全の神様だそうです。

早速みんなでお詣りしました。

tantan夫が拝殿隣にある社務所に御朱印を頂きに行って、tantanはうろうろし始めました。

「ちょっと…因幡さん、これ…」(tantan)

う、うん。かなりのいい角度な階段だね。

「歩いて参拝ならここ上るんだよね??」(tantan)

そ、そうだ、ね??

「神様…車という文明の利器を与えて下さりありがとうございました…足が弱っている中年には上がって来る事など夢のまた夢です」(tantan)

tantan…。ま、神様に感謝することは良いことだよ?でもさぁ…。

中社にも立派な御神木がありましたよ。

樹齢700年を超えるそうです。

中社のお詣りが済んだら次に向かうは奥社です。文明の利器の車が大活躍です!

長くなったので、その3に続きます。

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