神様くまと因幡さんの御朱印日記(2019年6月13日 その3)
『階段ちゃんとあるね(*´꒳`*)』(tantan)
と、山道を下り始めるtantan。
段差があるのか脚がへばったからなのか、軽やかには下れません。
『さっきの外国人のカップルさん達、姿見えない……』(tantan)
少し前にえ?!駆け下りてる?的な外国の方々がいて、その後僕たちもすぐ下り始めたのに姿が見えなかったんです。
『あの人達……森の妖精だったのかも。さっきの山頂もやはり異世界!!!』(tantan)
まだその話ひっぱるの??
『異世界でも大丈夫じゃ。tantanも tantan夫も生贄にはなれないからのぉ』(くま)
くま様!!!乗っからないで!!!
って、そんな無駄口を叩けるのも、階段や……
緩やかで足場の整備された道が続いているからです(о´∀`о)
『帰り道最高!!!(๑>◡<๑)』(tantan)
らららん♪ららりらら〜♪
足場がなくても緩やか〜
『脚疲れてなければ速歩きしたいくらいだよ。タラリララ〜♪』(tantan)
そんな舐めた態度をとっていた僕たち。道は段々と狭くなり……
岩もゴロゴロし出しました……
『あれ……行きとあんま変わらなくなってきた??いや、でも、勾配はまだマシかも??』(tantan)
疲れた脚で、岩の上に足をつくと、足首がぐらついてカクカクするみたいです。
『……ここで脚を挫いたり、足滑らせて階段事件(tantanは神社の石段で脚を滑らせ腰を怪我したことがあります)を再び起こしたら……山岳救助の人に背負われて帰るにはキツイだろうからヘリが来るの??いくら請求来るんだろう……怖いよ!!!ガチ怖い!!!( ;∀;)しかも来た人に、貴女重過ぎるのでワイヤーを、象を引き上げる時使う物に交換しますねとか言われたら恥ずかしくて死ねる』(tantan)
そうだよ!tantan。うっかりヘリじゃなくて救助の人が派遣されたら、若くてイケメンのむきマッチョな隊員さんにおんぶされて、泣きながら“重くてすみません”って繰り返し謝るっつー罰ゲーム以上の事態が起きるんだよ!
そんな自分の姿を想像したのか、tantanは真顔で慎重に道を下り始めました。
そんな時……
『おい、シロ。出ておいで。これ、パイナップルの葉っぱだよ』(tantan夫)
『え?!本当ですか?!(*’▽’*)パイナップル!パイナップル!あれ?実がありません!』(シロ)
『じゃがいもみたいに土の中だ。夏には収穫出来るかもな』(tantan夫)
ちょ、ちょっと!嘘教えないで!!!
シロ、これ、普通の葉っぱ!!!
パイナップルは木になるの!!!
『え?!……あの、tantan夫……??』(シロ)
『いやさ。珍しい花があるって連れて来たけど見当たらないから……ごにょごにょ』(tantan夫)
……………
……………
……………
だからと言って子供に嘘を教えて良い訳ありませんから!!!(ㆀ˘・з・˘)
『パイナップル……信じたのに……うっ……うっ……うわぁぁぁん.°(ಗдಗ。)°.』(シロ)
そりゃ泣くよね。
本当に反省して下さい!!!
『シロ、ごめんね。こっちおいで。飴ちゃんあげるから。ね?』(tantan)
シロに飴ちゃん渡して、みんなでまた山道を下り始めました。
道は段々と細くなり……
こんな看板まで出てきました。
『滑落とか怖いんですけど!!!』(tantan)
この先は僕たち、リュックの中に入りました。
行きの道では途中休憩するベンチが何箇所かありましたが、帰りの道はなかなかありません。
『疲れた……休みたい……』(tantan)
後ろから来る人が追い付きそうになると休んで先に行ってもらうのを繰り返し……
やっとたどり着いた休憩スペース。
結構まだ山の上です( ;∀;)
途中、看板が何箇所か出てきましたが、→下社の記載だけで距離が書いてあるものは見つからず。
『ぜぇぜぇ……後どれくらい??』(tantan)
『流石に知らん』(tantan夫)
このやり取りを繰り返し、岩でtantan夫が脚を滑らせた時は、
『ぎゃーーー!!!因幡さん!!!』(tantan)
と、tantan夫ではなくリュックの中にいる僕を心配するtantan。
tantan夫婦探検隊解散の危機かと思いきや、
『大丈夫だ。転ばねぇよ(フッ……)』(tantan夫)
……………
……………
なんか、決めポーズ的な雰囲気出てたけど……ま、いっか。
この後……
すれ違えるの?!っていうくらい細い道が斜面に沿って伸びている感じになってきて、tantan、半泣きしながら歩き続けました。
右下のワイヤー部分が道の端っこ。
画面真ん中ちょい上に道がカーブしているのが分かるかな??
『まだかなぁ( ;∀;)』(tantan)
歩き続けていると、
これ、神様っぽい石碑??
なものが現れて……
これ、神様の木??
な雰囲気が出てきて
『下社近いんじゃないの?!』(tantan)
とみんなで胸をときめかせていたら
『お社がぁぁぁぁ( ;∀;)』(tantan)
『高おかみ神の社……水神様だ』(tantan夫)
くたびれて震える脚を叱咤して階段を上がってお参りしました。
お社の側には滝がありました。
あと少し……
あと少しだよ!!!tantan!!!
更にお社がひとつ。
こちらにはどの神様がお祀りされているのか分かりませんでした……
こちらでもお参りをして更に進むと……
『おい!看板見ろよ、あと100メートル』(tantan夫)
『やったぁぁぁぁ!!!( ;∀;)チャピドリアン!!!』(tantan)
↑tantan、映画『●ッキー』な気分だったようです。エイドリアーンじゃなくて、チャッピィを登場させてのチャピドリアンε-(´∀`; )
●ッキーのテーマを頭の中でガンガンに鳴らしながら、最後の階段へ。
『やったーーー( ;∀;)下社!!!』(tantan)
時計を見たら、2時間掛かってました。
登り2時間。下り2時間。
4時間の登山です。
頂いた御朱印です。
右が上社、左が下社のものです。
行くときに寄った時には気付きませんでしたが、下社には茶寮もありました。
寄りたかったけど、ケーブルカーの時間も気になったので今回は諦めました。
ケーブルカーに乗って下に戻り、お土産屋さん街を通ったら……
営業終わってるところがちらほら( ;∀;)
『ソフトクリーム……_:(´ཀ`」 ∠):マヨコーンパン一個しかお昼食べてないからお腹も空いたよ!』(tantan)
ぐずぐずに泣くtantanを連れて車に戻って出発です!
帰りもtantan夫が海老名SAに寄ってくれました。
『海老味噌ラーメン(*´꒳`*)』(tantan)
美味しそうに食べて喜んでいるtantanに、tantan夫が言いました。
『ここのソフトクリーム、美味しいんだぞ。買ってやるからな』(tantan夫)
『ちゃんと怪我しないで人様に迷惑をかけずに山頂まで行けて、無事に戻れて、御朱印も貰えて、ソフトクリームも(о´∀`о)楽しかったなぁ、ららりらら〜♪』(tantan)
このソフトクリーム。本当に美味しかったです!!!
『あーお腹いっぱい!ソフトクリームも食べられて良かったなぁ(*´◒`*)』(tantan)
ご機嫌で、筋肉痛が始まってる脚を引きずりながら自動ドアを出て外に出たtantanが固まってました。
どうしたの??tantan。
『あった……あったよ……海老名SA名物の海老まん!!!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)忘れてた!!!』(tantan)
『か、買ってやるから、な??』(tantan夫)
『腹一杯で食べられないよ!!!( ;∀;)』(tantan)
悲壮感しかない表情と声。
えっと……
どんまい、tantan。
改修工事が終わったら、また参拝しに行こうよ、ね??で、帰りに海老まん食べなよ。うん!それがいいよ!!!
この後tantanは、脚の筋肉痛で、ほぼ一週間、脚をガクガク言わせながら家とスーパーの往復してました。
日頃の運動大事だね!!!
以上、因幡さんでした!!!
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