神様くまと因幡さんの御朱印日記(2019年6月13日 その2)
ゴロゴロの石だらけの道か、ぬかるんだ道か、滑りそうな落ち葉の道か、段差激しい階段かのほぼ4択の山道をひたすら歩くtantan夫婦探検隊+リュックの中から悠々自適な登山を楽しむ僕たち。
『やっぱやめるか?』(tantan夫)
と、tantan夫が問いかけたのはかなり経ってから。
『ここまで来て帰れませんから!!!( ;∀;)行きますとも。ええ、上社まで!!!ぜぇぜぇ』(tantan)
山道の途中にあった看板その1
『どれ?!どれが牡丹岩?!』(tantan)
こ、この辺??
『分かんないなぁ……ま、この辺の岩、牡丹岩って事で!!!』(tantan夫)
て、適当くさくない?
そして、看板その2
綺麗なまぁるい穴があいてます!
『ちょっと因幡さん。あの穴通れるかやってみてよ』(tantan)
『ダメじゃ!罰当たり者め!!!』(くま)
本当だよ、tantan。道中お守りの御利益消えて無くなっても知らないからね!
くま様と僕に叱られてtantan、しょんぼりしてました。
当たり前です!!!
岩の手前に縦長の石碑があるの分かりますか??
この石碑、今どの辺りか分かるようになっています。
登山口入ってすぐのところ辺りから所々に立っているんだよ。
15丁目って書いてあるでしょ??
tantan夫はtantanに、16丁目まで行けば良いと言いながらtantanを連れて来ていたので、tantanはこれをみて大喜びしてました。
『あと1丁目!!!これで後は帰るだけ( ;∀;)』(tantan)
岩に足を取られフラつき、段差が大きい階段を手を使って登り、落ち葉で滑り、とにかく前に進むtantan。
『tantan頑張れ!!!上社に着いたらお花見せて下さい』(シロ)
『任せて、シロ……ぜぇぜぇ……お花見せてあげるからね……』(tantan)
来た!!!16丁目!!!
って……
あ、あれ??
『おいちゃん、上社ってこのでっかい石碑??』(tantan)
いや、違うよ、tantan。僕、嫌な予感しかしないよ??
『16丁目は分岐点だ』(tantan夫)
ブンキテン
tantan、僕、日本語分かりたくありません!!!
『大山山頂、→って書いてあるね……』(tantan)
ぎゃーーー!!!tantan……その下の小さな字見ないほうが幸せだよ。
あと40分って書いてある!!!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
下の入口の案内板に山頂まで90分って書いてあったから……今までのほぼ倍!
『あと半分……しかも辺り一面真っ白けっけ……これ、異世界トリップするやつじゃない??異世界に連れて行かれて生贄にされるんだ( ;∀;)』(tantan)
まだ半分残っていると知り取り乱すtantan。
『落ち着くんじゃ、tantan!!!』(くま)
くま様はtantanの腕にしがみついて真顔で言いました。
『生贄は若い乙女がなるもんじゃ。tantanには無理なんじゃ』(くま)
『そうだぞ。お前、中年の姥桜じゃねーか。まず無理だな。差し出したら天罰くだるわ』(tantan夫)
……………
……………
ぼ、僕は追い討ちはかけません!!!
だって、tantan、悲しそうなんだもん。
この後も山道を歩いて……
看板を見て後少しだと互いに励まし合い……
異世界トリップしそうな山道を登って……
あと300メートルの表記に心を踊らせ……
やっと鳥居が見えました( ;∀;)
『やっと……やっと見えた!!!』(tantan)
『tantan!!!突撃ーーーきゃーーー』(シロ)
駆け出すシロを追いかけるtantan
『鳥居あった……けど、まだ先??』(tantan)
『大丈夫だ。もうすぐそこだよ』(tantan夫)
その言葉を信じて更に進みます。
『今度こそ……今度こそ着いた?!』(tantan)
あちこち痛い脚を無理やり動かして階段を登り始めるtantan。
28丁目まで登ったんだよ!
月日の流れを感じる狛犬様や台座を見て異世界トリップをまだ妄想するtantan。
そんなtantan達の視界に飛び込んできたのは……
上社……で、す、よね?
『しゅ……修繕中……』(tantan夫&tantan)
ここを入ったところでお参りだけしました。
は、拝殿……み、見たかったね……tantan……
って、脇から見ることが出来ました!
『良かった……雰囲気だけでも拝見出来て……』(tantan)
『おっと、戻って御朱印頂かないと』(tantan夫)
拝殿に向かって↑は右手で、左手に社務所と茶屋があります。
中を覗いたら……
『きょ……今日は神職さまがいないから下社で頂いてって……』(tantan夫)
ま、上社の御朱印は登らなきゃ頂けないから、帰りに下社で頂いても変わらないよ。
というわけで、大山山頂の見晴台に行くことにしました。さっきの拝殿右手側の方から行けます。
雲が晴れていい景色でした。
山頂には、大雷神のお社もありました。
『あ!tantan!!!お花、お花見せて下さい!』(シロ)
『やっとお花見られました!白いお花、小さくてたくさん咲いてて綺麗です(*´꒳`*)』(シロ)
え??
このお花……どこかで見たことあるような??
しかも近所。
き、気のせい……かな??
山頂にはたくさんの人がいました。
tantan達はパンを1個ずつ食べて、帰り道の相談を始めました。
今来た道を下るか、来た道より楽な勾配の道で帰るか。楽な道はその分距離が増えるみたい。
90分で来られるはずが2時間掛かったtantan達。
下り道の勾配のキツさが不安で違う道から帰る事にして、帰り始める事にしたよ。
さーて帰りはどうなるかな?
って、ここも結構急だよ??
最後まで書けるつもりだったのに長くなったので、その3に続きます!
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