神様くまと因幡さんの御朱印日記(2019年9月23日 その2)

神様くまと因幡さん

御朱印日記 2019923 その1の続きだよ!

次にやって来たのは秋葉神社(о´∀`о)

こちらの神社は……ぐはっ!!!ゲホゲホっ!!!

ちょっと、tantan!!!( *`ω´)何なの?!

『ちょ、因幡さん!!ここはシロに……シロにやらせてあげて( ;∀;)』(tantan)

え?やだよ。

『やだよじゃないんじゃ、因幡さん』(くま)

『そうだぞ?因幡さん。ここは大きな気持ちでシロに、な??』(tantan夫)

『八枝神社のあの姿みたでしょ??可哀想だからやらせてあげて!!!』(tantan)

……………

……………

……………

シロが僕の弟子になったばかりの頃……シロは必死に猛勉強して来て僕より上手に案内したんだよね……だから……ちょっと僕……。

『シロがお利口で優しい子なのはデフォでしょ??今更因幡さんが困ることなんて何もないよ??』(tantan)

『そうだぞ?因幡さん。シロが何でも上手くこなすのは常識だ』(tantan夫)

『因幡さん、弟子に活躍の機会を与えるのも師の役目じゃ。度量が疑われるんじゃぞ』(くま)

……………何か酷い言い様だよね??

分かったよ!!!

あのね、シロ。

ここの神社はシロが案内してよ。

僕の言葉にシロは嬉しそうに顔を輝かせていました。

『今日僕たちが来たのは、さいたま市西区にある秋葉神社です。主な御祭神は火之迦具土大神。他にも天照大神や素盞嗚尊等12柱の神様がお祀りされているそうで、火防、盗難除、家内安全などの御利益がある神社です。階段を上がり、鳥居をくぐると目の前に広がるのは広い境内です』(シロ)

『右手奥には手水舎があります。みんな、付いて来て下さい!手を清めますよ〜(*´꒳`*)』(シロ)

『これはまた井戸!?やはりこれ、気になりますね(*’▽’*)』(シロ)

そう言いながら楽しそうに手を清めるシロ。いつもより楽しそう!

『手水舎より奥の、端っこに行きます!!!みんな見て下さい!鳥居を正面に見て、左右にとても広い神社なんですよ!』(シロ)

『あの木がたくさんあるところまで境内です。そして……あれ??あれれ??』(シロ)

『これ、紫陽花ですか??』(シロ)

『どう見ても紫陽花じゃない??』(tantan)

『紫陽花って近所のはもう見る影もないレベルで花の時期は終わってたよな?』(tantan夫)

『まぁ、理由は分からんけど綺麗なんじゃ』(くま)

シロは何でも興味を持つからちっとも先に進みません!!!( ;∀;)

『あ!綺麗な石が落ちてます』(シロ)

違うよーーー!!!拝殿!!!拝殿だよ!!!

『あっ!!!因幡さん……』(シロ)

シロは涙ぐみながら小石を眺めつつ、僕に引き摺られて行ったのでした……

『こちらの建物が拝殿です。まずはお参りをしましょう』(シロ)

『シロ、張り切ってて可愛いな、tantan』(tantan夫)

『なんか全力で頑張っているよね』(tantan)

……………

聞こえてますけど?!

『ほれ、因幡さん。まずは参拝じゃ』(くま)

……………

くま様……くま様だけは僕の味方でいて欲しいんですけど!

とりあえず……皆んなで並んで参拝しました。

『さ、くま様と因幡さん、拝殿の前で並んで下さい!写真撮りますよ』(シロ)

え?!シロ。シロの写真じゃないの??

『やはりここは因幡さんじゃないと。僕はまだまだくま様と並んで写真を撮るのは緊張します』(シロ)

シロ( ;∀;)いい子過ぎ!!!

潤んだ目を空に向けて涙を引っ込めて写真を撮ってもらいました。

↑内心感極まっている僕とくま様です。

この後は広い境内を散策しました。

『拝殿の右側奥には社務所があります。』(シロ)

『そして、その隣にはお守りなどの授与所があります』(シロ)

『そして、今の立ち位置的に背後には、神楽殿がありますよ!僕の大好きな神楽殿です』(シロ)

『僕は神楽が大好きです!いつか奉納神楽を見てみたいです。じゃあ、次は拝殿の後ろの方に行ってみましょう!』(シロ)

そう言って、手水舎がある方に戻って、拝殿の背後に回り込もうとした僕たち。

『あ……あわわ……』(シロ)

『これは……』(tantan)

看板、倒れてる!( ;∀;)

『べ、弁天社が……あるんですね……』(シロ)

と、とりあえず矢印の方向に進んで行くと……

『これが弁天社?』(tantan)

『いや、これは稲荷社だろ?多分』(tantan夫)

『狐様がいるから稲荷社だと思います。お参りして行きましょう』(シロ)

皆んなでお参りをして先に進むと、

謎の石像が……。

『これ、何でしょうか??』(シロ)

『うーん……きっとなんかの神様』(tantan)

『よく分からんが、ご挨拶して先に進めばいいんじゃよ、シロ』(くま)

適当くさい返ししかしないtantanとくま様。

そんな僕達の前に現れたのが、

『階段があります!!!この先がもしかして、弁天社ではないでしょうか??さ、行きましょう!』(シロ)

シロについていくと……

ありました。弁天社。

『ぎゃーーー!!!蚊、蚊がぁぁぁぁ』(tantan)

蚊のミシュ●ンガイドで五つ星なtantan……

あっという間に取り囲まれました。

『tantanは先に戻って下さい( ;∀;)僕がちゃんとお参りします』(シロ)

そう言ってシロはちゃんとtantanの分までお参りをして戻って来ました。

僕……こういうところは見習わないとダメなんだろうなぁ。僕ならtantanだけ置き去りにしたかもしれません……。

急いで戻って、社務所で御朱印を頂きました。

『あ!!!皆さん来て下さい!!!』(シロ)

え?!シロ、どうしたの??

『大きなキノコ(*´꒳`*)美味しそう』(シロ)

確かに大きい!!!

でも、素人はキノコ、狩ってはいけません!!!しかもここ、神社の境内!!!ダブルでダメなやつ!!!

『これ、食ったら死ぬやつかな??』(tantan夫)

『出汁が出て美味しいキノコ汁になる雰囲気もあるよね』(tantan)

『わし、お餅を入れたうどんで食べたいのぉ』(くま)

だーかーらー!!!ダメ!!!

ダメって言ってるでしょ!!!ぜぇぜぇ……

これ以上、キノコの前には置いておけないよ!!!皆んな車に戻って!!!

これだから食いしん坊は困ります!!!

シロが何か言いたそうにしてるけど、早く終わりにしないと……と、言うわけで……

以上、因幡さんでした!!!

(次回からは……元どおり……だよ、ね?)

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