神様くまと因幡さんの御朱印日記(10月20日 その4 番外編)

神様くまと因幡さん

御朱印日記1020日その3から話を少し巻き戻すぞ』(くま)

『そう、あれは18日の朝の出来事です。朝早くにtantanが起きてきて、こっそり支度して出かけた直後、ぬい撮りバッグの中で因幡さんが目を覚まして怒り出しました』(シロ)

“tantan!僕たちを置いて仙台行っちゃったよ!!新幹線乗りたかったのに!きぃぃぃぃ!!”

“因幡さん、落ち着くんじゃ。仕方ないじゃろ?あのパンパンのリュックにわし達の居場所はなかったんじゃ。あんなリュックに入れられたら目が割れたかもしれんぞ?”(くま)

『くま様がそう言って宥めても怒りの収まらない因幡さんは無理矢理外に出てそのまま姿を消してしまいました……( ;∀;)

その後、どうやら無事みたいだと分かったんですが、心配しながらtantanを迎えにいく日になりました。

tantan夫は朝四時に起きてきて、チャッピィのご飯をあげたりして、家を出ました。早すぎます!いくらなんでも早すぎです!!』(シロ)

『tantan夫は朝八時半にはもう仙台市内にいたんじゃ……で、tantanに電話を掛けて車で拾う約束をしたのに大崎八幡神社へ行ったんじゃ』(くま)

『くま様、シロ。因幡さんに置いていかれたんだから、因幡さんのいないところで御朱印日記をくま様達で書けばいいじゃない?』(tantan夫)

『恐ろしい男じゃ、tantan夫!でも、面白そうだからやってみるんじゃ!

ごほん!……と言うわけで、大崎八幡宮の案内をわしとシロでするぞ。

えっと、大崎八幡宮は仙台市青葉区八幡にある神社で国宝にも指定されている神社なんじゃ。

古くは平安時代、東夷征伐のため訪れた坂上田村麻呂が、武門の守護神である宇佐八幡宮を岩手県水沢市に勧請したことから始まる神社で、その後二度遷祀された後、藩祖伊達政宗公が仙台開府後にこの地に移して今に至るんじゃ。

厄除けや除災招福、必勝、安産に御利益があるといわれておるんじゃよ。また仙台では掛体神という十二支の神を信仰する習俗があって、大崎八幡宮は乾(戌亥)の守護神とされていることから戌年と亥年生まれの人には特別な神社といっても過言ではないじゃろうな』(くま)

『はーい!次は僕、シロです!

国道48号線に面したところにある一の鳥居からまーーーっすぐな参道を歩いて行くと……左手に手水舎が、正面に長床と呼ばれる建物が見えてきます。ちょ、tantan夫!くま様が明後日の方向向いてますけど!!』(シロ)

『自撮り棒がうまく動かないから使えないんだって( ;∀;)片手で持って、片手でシャッター押すの難しいんだぞ??お前達を落としたらtantanにフルボッコされるから俺も必死なんだよ( ;∀;)』(tantan夫)

『し、仕方ないんじゃ。シロ、落とされたらかなわんから基本文句は無しじゃ!40過ぎの男がわし達を持って写真を撮ること自体かなりハードルが高いはずじゃから、感謝しなきゃダメなんじゃよ、シロ』(くま)

『わ、分かりました( ;∀;)

この長床を通り抜けると御社殿があります。先程の長床は重要文化財、この御社殿は国宝です。

御鎮座400年、410年事業として御社殿の修復作業を始め、大規模な修繕が行われているようですよ。

朝日が眩しいですね、くま様……』(シロ)

『ああ。でも御社殿の鮮やかな色使いも綺麗じゃよ、シロ……』(くま)

『頂いた御朱印です。やはり国宝の文字がありますね。tantanは初詣もどんと祭も基本大崎八幡宮だったから、きっと来たかったでしょうね……』(シロ)

『なんだかtantanと因幡さんに会いたくなったんじゃ。tantan夫、早くtantanたちを迎えにいくんじゃ!』(くま)

『えっと、最後にtantan夫が撮ってくれた他の写真を紹介するよ!

これは神輿社これは縁結びの木だよ。そして、長床の通路にあった古い絵。流鏑馬の絵でしょうか??

tantan夫、いつもは沢山写真撮るのに、僕たちに気を取られて殆ど写真取れなかったんです( ;∀;)また今度、みんなで一緒に来ましょうね。

以上、くま様とシロとtantan夫でした!!』(シロ)

……………

……………

僕とtantanが居なくても御朱印日記が出来てます!!( ;∀;)

いつもは口数が少ないくま様が詳しく神社の説明してます!!( ;∀;)

シロも境内の案内、ちゃんとしてました!!

僕、2人に負けないようにまた御朱印日記頑張ります!

それではまた!

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