神様くまと因幡さんの御朱印日記(12月24日 その2)

元郷氷川神社を出た後に訪れたのは川口神社。
tantan夫は1人で何度か来ていたけれど、僕たちは初めて来ました。
大きな鳥居に大きな門
中はとても広いです!
こちらの神社は元々は氷川社として川口町の鎮守氏神として古くから地域の人々から崇敬されていたんだけど、明治維新の折、近くにあった天神社、稲荷社、金山社と合祀されて川口神社となったそうです。
厄除けや良縁祈願、家内安全のご利益がある神社なんだって。
大きな門をくぐると、右手に手水舎があります。
そして、こちらが拝殿です。
お参りをして、社務所に行ったら貼り紙がしてありました。ご、御朱印、おやすみ( ;∀;)
って、この暮れの忙しい時に来てるtantan夫に問題があるんですけど!
『そりゃそうだよね。宮司さん、忙しいのね。去年も似たような事あったよね?』(tantan)
叱るtantan。しょぼんとするtantan夫。
ねぇねぇ、tantan。僕たち、初めて来たんだからゆっくり見て回ろうよ。
微妙な空気を変えようと、僕はそう言ってtantanを連れて境内を見て回ることにしました。
手水舎の奥に見えていた富士塚。
登ったけど、tantan階段から落ちたトラウマで上の方から写真が怖くて撮れませんでした。紅葉が赤く、綺麗でしたよ。
川口神社の境内には、境内社も沢山あります。
こちらが金山神社
その次に行ったのが梅の木天神社。『因幡さーん、くま様!牛さんがいます!』(シロ)
こちらは天神社なので牛の像があります。
天神社の祭神である菅原道真公と牛には色んな逸話があり、その為、牛は天神社では神使とされているんですよ。
次に行ったのがこちら!江戸時代末期に奉献された旧狛犬です。
カッコいいお姿をされていますよね(*´꒳`*)
『この大黒天はワシに似て男前じゃな』(くま)
え?!大黒様?!ほ、本当です!!!
恵比寿様と大黒様の石像がありました!
(僕とくま様は日本神話“因幡の白兎”を題材に作られたのでくま様は大国主様=大黒天様なんです)
でも、くま様……
ぼ、ぼ、僕は……
くま様の方がカッコいいと思います!!!
え?!ホントだよ!!!
石像の次に行ったのは
石神井社、杉山稲荷神社、第六天社のお社。
そして、八雲社。このお社は、旧金山神社社殿だったそうなんですが、川口神社に合祀された際に八雲社社殿になったそうです。
そのお隣にあるのが、金刀比羅宮のお社。
そして、川口護国神社です。
とても広い境内で、ゆっくり見て回りました。
御朱印を頂ける時期にまた来たいと思います。
この後僕たちは、氏神様の新曽氷川神社に行きました。神棚のお札を新しいのにするために来たんだよ。
戸田市指定天然記念物の夫婦柿に実がなってました。
よーく見ると身が寄り添っているように見えたんだよ!あれを食べたらtantanとtantan夫はいつまでも仲良く暮らせるかも!!!
と思って、柿の実をもいでと頼んだらtantanは困り顔で僕に言いました。
『因幡さんの気持ちは嬉しいけれど、あれは神様の木だから実を取ったりしちゃダメなんだよ。因幡さんたちと一緒にお出かけする為にも仲良く暮らなきゃっていつも思って暮らしてるんだから、因幡さんが夫婦柿みたいなものでしょ??』(tantan)
僕、そんな風に役に立っているんだ!!!(*´꒳`*)
よーし!僕だけじゃなくて、くま様もシロも乙女ちゃんたちもみんなで張り切って、tantanの為に頑張るからね!
意気揚々と手水舎に行ってみると、ネットに陽が当たって手水舎の水からオーラが出ている風に見えました!!!
すごい!すごいです!
その後、
拝殿と、境内社のお稲荷様をお参りして、
社務所でお札を頂きました。
『因幡さーん、くま様!狛犬様、ずきん被ってます!』(シロ)寒くなったもんね。
僕たちも、帽子とマフラー手放せません。
みんなで寒い中も毅然と立っている狛犬様を眺めていたら、tantan夫の声が聞こえてきました。
『おい、tantan。おみくじ50円だって!!!』(tantan夫)
え?!50円?!
『こ、これはやるしかない……』(tantan)
『だよな。やるしかないよな』(tantan夫)
『しかし、今年はもうあと数日で終わるからなぁ……来年の運気を教えて下さい、でいいのかな?』(tantan)
あ。これ、嫌な流れの予感しかしないよ?
来年の運気をぉぉぉぉ!!!ガシッ!ぎゃー大凶(涙)
僕にはその未来しか見えません!!!
『止めた方がいいんじゃないのかのぉ』(くま)
『僕、空気重たい年末を家で過ごすの嫌です』(シロ)
固唾を呑んで見守る僕たちの前で、年明けにおみくじを引けばいいのに、年末に来年の運気を占うせっかちな夫婦はそわそわとしながらおみくじを引いて……
『きゃあぁぁぁぁぁぁ!すんごいの出た!ちょ、みんな見てよ!すごいの出たんだって!』(tantan)
え?!予想外の反応きました! 『新しき年の始めの新春の今日降る雪のいや重け吉事』から始まる大吉のおみくじ。
『すごいよ、因幡さん!なんか、これぞTHE回答ってくらい、どんぴしゃな中身だよね。ラララ〜』(tantan)
浮かれたtantanの脇でtantan夫は無言でおみくじを眺めたあと、丁寧に畳んでむすびに行ってました……
あ、これ、明暗がくっきり分かれた感じかも!!!
これ以上、この話には触れないで、早く帰ってお札を神棚にお納めしないとね!
さ、みんなで帰って支度するよ!
以上、因幡さんでした!(о´∀`о)
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。